エンジニアは、高度な能力が要求され、問題解決にも時間がかかる大変な仕事です。したがって、責任の重さや人間関係のストレスから身体に悪影響を及ぼし、仕事できないくらい健康状態が悪化する事態も発生しています。
エンジニアとして働く上で、メンタルヘルスケアが欠かせません。ストレスが重なるとうつ病や頭痛、不眠症など精神面にも身体面にも不調が起こります。ストレスをどれくらい抱えているか判断するにはストレスチェックが有効です。ストレスチェックをすることで、業務内容の見直しやリフレッシュするための休憩時間が設けられるなどエンジニアにとって働きやすい環境づくりが行えます。
エンジニアでストレスによる不調で休職する人の特徴は、責任感があり自分がしっかりとしなければならないと思う傾向がある人です。誰かの仕事が溜まっている時に周りが気づけて助け合える職場であれば、誰か一人が仕事や仕事上のトラブルを抱えて悩む事態を減らせます。日頃から他のメンバーの体調や状態を上司に報告し、お互いに気遣えるようにすると精神面でのストレスを減らせる可能性が高まります。
エンジニアの仕事の性質上、デスク前で長時間座って仕事をすることも珍しくはありません。運動不足によりメンタルヘルスの不調が起こることもあり得るので、適度な運動をすることで不調が改善することもあります。運動すると脳のストレスへの反応が弱まるという研究成果が出ているように、運動はメンタルヘルスケアに有効であると判断できるでしょう。